装甲騎兵ボトムズ 第5話「罠」 [装甲騎兵ボトムズ]

 世代的に言ってVHSに対する愛着が強い。特にこの辺のサンライズ・アニメは、ビデオテープ特有のブイーンという音と微妙なノイズまじりで見るのが、いちばんぴったりくるような気がする。しかし気がつくと、VHSにカセットテープにレコードと、好きな媒体は全部絶滅しかかっているわけで……。なんとかならんものかねえ。

 前回のラストで、治安警察によって逮捕連行されてしまったキリコ。イスクイ署長、ボロー司祭といった秘密結社の息がかかった面々から、激しい拷問を受ける。しかしキリコには、連中が何を聞き出そうとしているのかさえ分からないのだった。

 一方、ゴウト・ココナ・バニラの三人組は、キリコのことが気にかかって仕方がない。ついに危険を冒して治安警察本部に潜入、キリコの奪還に成功した。

 ひと息ついた一同のもとに、ブックメイカーから連絡が入った。次のリアルバトルにキリコを出場させれば、高額なギャラを支払うというのだ。渋るゴウトを制して、キリコはその仕事を受けてしまう。

 現場に出向いたキリコだったが、多数のATや兵士たちに包囲され、激しい十字砲火に見舞われることに。このリアルバトルは、ブックメイカーとグルになった治安警察の仕組んだ罠だったのだ。そして、キリコの命を狙って襲いかかってきたのは、かつての上官オリヤ大尉だった。地獄の炎に包まれるキリコを尻目に、謎の美女ファンタム・レディを乗せたリムジンが悠然と通り過ぎていった。


 赤いのはどうなんだろ。(目がチカチカするなあ)




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

機動戦士ガンダム 第4話「ルナツー脱出作戦」 [機動戦士ガンダム]

 風邪がなかなか治らない。風邪薬を飲んでいると汗をかくせいか、どうも脱水状態になってしまって、水をガブガブ飲んだら今度は胃腸がおかしくなったりして、もうなんだか収拾がつかん。子供の頃よく仮病で風邪だと言ったものだが、今ごろになってばちが当たったか。

 さて第4話はルナツー編。ここから地球圏に向かうという、前半の山場に突入です。

 どうにかルナツーに入港したホワイドベース。しかし司令官ワッケインは、軍機密を勝手に使用した罪でブライトたちを監禁してしまう。シャアの攻撃を警告するブライトだったが、「この戦力豊富なルナツーを攻めるわけがない」とワッケインは相手にもしない。

 一方、シャアはみずから部隊を率いて港に潜入、爆弾の設置に成功する。陽動攻撃に乗せられたワッケインは、あわててマゼランを出撃させるが、大爆発によって航行不能、港口を塞いでしまうはめに。

 ブライトたちは監禁場所から脱出し、ホワイトベースとガンダムの起動を急ぐ。かたくなな態度を変えないワッケインに対し、パオロ艦長は苦しい息のもと「彼らの方がうまく扱えるのだよ」と説得。ワッケインの決断により、マゼランを破壊してジオン軍を撃退することに成功した。そのとき、パオロは息を引き取った。

 地球圏を目指すホワイトベースを見送りながら、ワッケインは思わず涙するのだった。「ジオンとの戦いが困難をきわめる中、われわれは学ぶべき人を次々に失ってゆく。寒い時代だと思わんか」





nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

装甲騎兵ボトムズ 第4話「バトリング」 [装甲騎兵ボトムズ]

 ボトムズを見ていていろいろ思い出すんだが、「大きいお友達」がアニメに熱中することが公認(?)されはじめたのは、ちょうどこの時期だったような気がする。もちろんそれ以前も隠れて見ていて、「クリィミーマミ」「さすがの猿飛」なんかについて真剣に議論しては気味悪がられていたわけだが。高校三年の頃の話。

 では、第4話のストーリーを紹介しよう。


 ウドの町で組織と市街戦を展開したキリコだったが、治安警察の無差別爆撃によって激しい炎に包まれた。あわやというとき、謎の一団が現れて火を消し、間一髪のところでキリコの命を救った。

 行くあてもないキリコは、ゴウトの勧めでバトリングに出ることになった。バトリングとはAT同士の戦いに金を賭ける娯楽である。「所詮遊びだ」というキリコの発言は、他の選手たちの反感を買うことに。

 謎の美女ファンタム・レディが見守る中、キリコの試合が開始された。ところが、始まってみるとそれは実弾を用いたリアルバトルで、相手はキリコの元上司・コニン少尉だった。コニンは治安警察の命令でキリコを殺そうとしていたのである。

 戦場の悪夢がよみがえったキリコは、辛うじてコニンを撃破。ゴウトたちが駆け寄ったそのとき、突然現れた治安警察のヘリが、放心状態のキリコを逮捕連行してしまうのだった。






nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

機動戦士ガンダム 第3話「敵の補給艦を叩け!」 [機動戦士ガンダム]

 風邪でダウンしてしまった。頭痛というものを初めて経験したが、なるほど頭が痛い(そりゃそうだろう)。アニメを見るのも、かなりの体力を使うのだと実感させられました。というわけで、とっとと第3話のストーリーをいってみましょー。


 サイド7を脱出したホワイトベースは、小惑星ルナツーを目指していた。一方、シャアは失った三機のザクを補充するため、ガデムの補給部隊と接触。ここを好機と見たブライトは、補給作業中の敵を急襲する作戦に出た。

 再び激突することになったガンダムとシャアの赤いザク。「モビルスーツの性能の違いが、戦力の決定的な違いではないことを教えてやる」「ええい、連邦軍のモビルスーツは化け物だ」など、池田秀一の名セリフが炸裂する嬉しい回なのでした。

 ガンダムの活躍でガデムを撃破し、ひと息ついたホワイトベースの少年たち。しかしアムロは、ブライトの厳しい言葉に反感を抱くのだった。


 関係ないけど……これいいです。




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

装甲騎兵ボトムズ 第3話「出会い」 [装甲騎兵ボトムズ]

 ボトムズの綴りはVOTOMSだが、もともとはBOTTOMS(最低の男たち)にしたかったらしい。既に商標登録されていて使えなかったそうだが、変えたことによって逆に隠喩的な感じが出て、クールになったんじゃないかな。今日はウド編の第3話、個人的にはこの時期のアンニュイな雰囲気が気に入っている。怪しげな人物も次々に登場するし。


 ウドの町を牛耳る組織と敵対することになったキリコ。組織は全力を挙げて捜索を開始、町の全区画をしらみつぶしに当たる作戦に出た。一方、前回死んじゃった治安警察署長の後任として、秘密結社所属のイスクイが着任。彼は貴重物質ヂヂリウムを独占する機会をうかがっていて、そのためにキリコの存在を利用する腹づもりだった。

 壊れたATの中で眠っていたキリコは、なんでも屋のゴウトと出会う。自分に捜索の手が回っていることを知ったキリコは、ゴウトからスクラップのATを譲り受けた。陽気な青年バニラ、宿無し娘のココナらの手を借りてATを修理。みずから捜索部隊の前に姿を現し、捨て鉢な市街戦を開始するキリコ。その脇を、謎の美女(ファンタム・レディ)を乗せた車が走り去って行った。

 この騒ぎを組織撲滅の好機と見たイスクイは、捜索部隊とキリコを一緒くたに爆撃。キリコはふたたび戦場の炎に包まれるのだった。


 これ欲しいなあ。買おうかなあ……




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

装甲騎兵ボトムズ 第2話「ウド」 [装甲騎兵ボトムズ]

 ボトムズのOVAを全部見たんだが、TVシリーズより昔の話なのにキリコがやたら強くてカッコよく、TV初期はそれほどでもないのが不思議。重大な記憶を失っているということかな? なかなか死なない男(ダイ・ハードマンだな)という設定はあったのかも知れんが、あとはいろいろ、その都度付け足していったんじゃないのかしら。


 終戦後、キリコはウドの街に潜伏してあてもない暮らしを送っていた。

 そこへ突然出現した人間狩り部隊。うむを言わさず捕えられたキリコは、鉱山に連行されて強制労働をさせられる。そこのボスは、爆撃で埋もれたレア物質チジリウムを掘り出して大儲けしており、取り締まるべき警察もグルになっているのだった。

 一方で、キリコの存在は情報部の衛星によって追跡されていた。仲間とともに鉱山のボスたちを襲って脱出したキリコに、執拗な追跡の手が迫る。そのとき、謎の銃弾が彼の命を救った。

 疲労困憊して街の最下層に逃れたキリコ。ジャンクの山の中にあったスクラップのATに潜り込み、母の胎内に抱かれたように眠るのだった。





タグ:ボトムズ
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

機動戦士ガンダム 第2話「ガンダム破壊命令」 [機動戦士ガンダム]

 ファースト・ガンダムは比較的、再放送の少ない作品で、86年にテレ朝でやったのが数少ない例外だったと思う。実を言うと、僕の持っている録画もそのときにエアチェックしたもの。99年までビデオが出なかったから、友人の間で自慢だった。若い世代にとっては、長らくガンダムといえば劇場版で、TVシリーズは見たことがないという人がほとんどだったと思う。


 サイド7の生存者たちは、連邦軍の新造戦艦ホワイトベースで脱出することになった。だが艦長のパオロは負傷し、戦闘に堪える人材といえば、新任少尉のブライトと、民間人の少年少女たちだけだった。ミライが操舵手、アムロはガンダムを任され、急ピッチで準備が進められていった。

 そんなとき、市街を巡回していたセイラは、ジオンのシャア少佐と遭遇。二人は幼い頃に別れた兄妹だった。破壊工作のために港に潜入したシャアだったが、これは失敗に終わる。港から出てきたホワイトベースに、通常の三倍の速度で急接近する赤いザク!! パオロ艦長が叫ぶ。「赤い彗星のシャアだ、逃げろ!」

 そして、アムロのガンダムは、いきなりシャアとモビルスーツ戦を体験するはめに。「見せてもらおうか、連邦のモビルスーツの性能とやらを!」 スピードと経験で圧倒するシャアだったが、ガンダムの想像を超えた耐久性と運動性、戦艦なみのビーム砲を目の当たりにして慄然となるのだった。


 北米版が気にならなければ、これはお得だと思われる。




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

装甲騎兵ボトムズ 第1話「終戦」 [装甲騎兵ボトムズ]

 さて、今日から「装甲騎兵ボトムズ」を復習してみる。何度も見ているんだけど、ストーリーがいまだにまったく分からず、用語も全然覚えられない困った作品……というか俺がおっさんなだけだったりして。いや、本放送の時はまだ十代だったんですけど。


 アストラギウス銀河で繰り広げられる、ギルガメスとバララントの百年戦争。その開戦の理由や戦いの意味を知る者は、いまや皆無だった。

 ギルガメスの兵士でAT乗りのキリコ・キュービィは、ある宇宙基地を強襲する作戦に参加した。それは味方を攻撃するという不可解なもので、しかもそのさなか、カプセルに入った謎の美女を目撃したキリコは、友軍に裏切られて宇宙を漂流、情報部のロッチナ大佐に捕えられる。

 惑星メルキアに送られ、大佐の拷問を受けるキリコ。隙をついて脱出に成功、どうにか潜伏したウドの町もまた、彼にとっては地獄の戦場と同じだった。


 ……前作「太陽の牙ダグラム」がどうも乗れなかった(絵柄が好きじゃないもんで)ので、どうかなーと思っていたらば、第1話が意外に面白くて夢中になったアニメ。いきなり裸の美女が出るのも嬉しかったです。





タグ:ボトムズ
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

機動戦士ガンダム 第1話「ガンダム大地に立つ!」 [機動戦士ガンダム]

 サイトをリニューアルすることになりまして、今回がその第1弾。せっかくなので、ガンダムシリーズを最初から見直してみることにした。途中で飽きるとは思うけど(笑)、ZZくらいまでは一気にいきたいです。

 さて、まずは「機動戦士ガンダム」、いわゆるファースト・ガンダムの記念すべき第1話からいってみよう。


 宇宙コロニー・サイド7に住む、機械好きの少年アムロ。彼の父は連邦軍の技術将校で、極秘の「V作戦」をひそかに進行させていた。その情報を得たジオン軍のシャア少佐は、三機のモビルスーツ・ザクを偵察隊として送り込んだ。

 ザクの急襲を受けて壊滅状態となったサイド7。搬送中だったモビルスーツに乗り込んだアムロは、マニュアルを見ながら応戦、圧倒的な力で敵を撃破する。そのモビルスーツこそ、戦局を一気に変える連邦軍の切り札・ガンダムだった。

 一度に三機のザクを失ったシャアは呆然となりながらも、次の手を考えることを忘れていなかった。「認めたくないものだな、自分自身の若さゆえの過ちというものは……」


 本放送の時は中学生で、帰宅部だったのでほとんどの回を見たんだけど、この第1話は見逃した。再放送でも見てなくて、劇場版ができたときにようやく、どういう話だったのかを知りました(笑)。

 しかしガンダムって本放送の頃にはまったく人気がなかったよ。というか、大きいお友達がアニメを見ること自体、まだ一般的ではなかった時代で……。

 打ち切りになったあとで新聞なんかで取り上げられて、急激に評判が高まっていったという感じ。そのあと夕方の再放送で人気爆発。確かニ年連続ぶっとおしで再放送やっていたと思う。





タグ:ガンダム
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。